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大澳漁村

大澳漁村は歴史ある漁港。大澳(Tai O)はランタオ島の西部に位置する人口僅か3千人の小さな漁村です。

古来より漁業を中心に栄え、紀元900年代後半多くの人が中国本土から移り住んできました。明末期~清の時代が最盛期でこの時代から水路沿いに水上家屋が作られ始めました。  

1960年代には人口一万人を数えましたがその後は漁業や塩田業の衰退と共に人の流出が増え今は閉鎖された市場の跡などから昔の面影が偲ばれます。

大澳はランタオ島のはずれにある、昔ながらの水上生活者の町です。水上生活といえば香港仔が有名ですが大澳は一層生活感があり、観光客も少なく、静かな町です。

町の名物は咸魚といわれる、塩漬け魚の干物です。香港人の友人いわく「年に一度くらい遠出したくなったときに来る町」が大澳なのだそうです。

大澳の町のメインストリートは2本しかなく、道沿いには咸魚などのたくさんの海味(干物)が売られています。

香港の街中とあきらかに時間の流れる速度が異なる大澳。気持ちのよい風が、ほのかに潮の香りを運んできます。ゆっくりと散歩していると、心の中からデトックスされるようなそんな気持ちがしてくるのでした。