衛奕信径(ウィルソン・トレイル)は香港トレイルと同じ道程、それほどきつくないのかな、と期待。
階段を登っていくと左に大潭のダム紅山のマンションが見えてくる。息を切らして登ったところ、30分もかからずに頂上到着。
展望台から九龍半島側を見回す。紅磡から旧空港、MEGABOXの赤いビル、油塘辺りのマンションまでぐるりと見渡せる。
ひたすら下りの階段。がけ崩れの工事現場の脇を通る。危険、の標識。登ったところで2手に分かれる。まっすぐ行くと更に丘を登るらしい。標識を良く見ると、まっすぐは、香港トレイル。左に曲がるのが衛奕信径。初志貫徹で左折。
しばらく歩いて正体が分かった。大きなトカゲだ。尻尾の先まで30cm以上はあるだろう。なかなか立派な体格、少なくとも3体見かけた。
その道、進めど進めど、ずっと平ら。標識が出てきたので立ち止まると、町に出る道はなんと右に行けばよかったようだ。
平らだから苦にはならないけど、がっかりしながら進んでみる。先ほどの団体から3分ほどで「道路」に出た。山の方はほとんど起伏の無い道のようだ。さっきのところまで戻るのももういやだし。
樹の名前や特徴の紹介立て札がたくさん立っている。樹屋のような、建物を木が壊した感じのする廃屋もある。
ここはなんだったのだろう、と思いながら進んでいくと異様な広さのBBQ場…ではなかった、戦時中の炊事場に出た。
すでに草の方が買っていて、もちろん炊事はおろかBBQも出来ないような有様だけれども、かまどだけで40-50はあっただろうか。
兵隊さんの食事を作っていたのだろうと思ったら、日本兵が攻めてきたときに香港に住んでいた人の避難場所だったようだ。
このような炊事場は2つあり、ハイキング客がお弁当を食べていたり、今ではやっぱりのんびりしているものの少々複雑な気分になる。